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コラム

自殺

殺伐とした都会は、潤いがなく砂漠のように飢え乾いています。そこに住む人たちの心もまた砂漠のように乾いています。
わたしが都内の救命救急センターに勤務していた際にも、孤独や淋しさから自殺を図る女性、いじめを苦に自殺する子供、仕事のストレスや借金苦から電車に身をなげたサラリーマンなど現代社会の歪んだ一面を垣間見てきました。
そこを訪れる多くの患者に欠けていたものは愛であり、愛こそが心の深い傷をも癒すことができる唯一のエネルギーだと感じました。医療の世界では、看護の心を通じて愛の実践がなされています。
愛は余っていませんか?
情けは余っていませんか?
足りない人へ愛や情けを分け合いましょう。この世を慈しみに満ちた世界にしなけなりません。
ストレスに苦しんでいる人は、ぜひ近くの神社の鎮守の杜に身を置いて神気に満ちた空気をゆっくりと深呼吸して身体の隅々まで行き渡らせましょう。神社は、愛に満たされた癒しの空間です。
神様とは、命の大元である暖かい『愛』そのものです。神社に参拝して大いなる神様の慈愛に包んでいただきましょう。
飢え乾いた自身の心の杜に木を植えて、潤いあるオアシスにしましょう。暗い心を明るい心に蘇生させるには神様のお光り(太陽エネルギー)がどうしても必要になります。
誰かと話しをしたければ、神社の神職に話しかけてみてください。丁寧に悩みや苦しみに耳を傾け、祈ってていただけるでしょう。
鳥居の内にいらっしゃる神様の大きな懐に飛び込むのです。神様はいつでも愛する氏子を喜んで迎えてくれます。

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