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コラム

「現象」と「本質」

株式会社アビリティトレーニング代表取締役の木下晴弘先生は、世の中で起こることの多くは「現象」として見えることが多く、最も大切で見抜かなくてはならいのは「本質」であり、「本質」は「現象」に隠れてしまいなかなか見つけられないといいます。
また、「本質」に切り込まなければ、いつまでたっても「現象」に悩まされることになるといいます。
どうすれば「本質」を見抜く眼を持てるのか?その方法はただ一つだそうです。
眼に見えるものはすべて「現象」だという常識を常に持ち、その裏にある「本質」は何か?と考えようとすることだそうです。
神道では、眼に見える世界を「顕世」(うつしよ)、眼に見えない世界を「幽世」といいます。「幽顕一至」という言葉もあります。
「幽顕一至」とは、眼に見える世界(現象世界)と眼に見えない世界(本質世界)は、合わせ鏡であり、「現象」と「本質」の調和をとることによって幸せで争いのない社会が生まれるのです。
古代日本人は、眼に見えない神様を大切にして、そこに一切の事象の「本質」があると感性で知っていたのです。
高度情報化社会、新型コロナ肺炎ウイルスで進んだデジタル化の波、これらの動きは否定しませんが、デジタル万能社会が日本人が本来持つ豊かな感性を失ってしまうようなことになってはなりません。

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