神職と救急救命士
神職と救急救命士は、「命と向き合う」という意味において、密接に絡み合っています。
神道において「顕」(けん)とは、目に見える世界。「幽」(ゆう)とは、目に見えない世界をいいます。
わたしにとって救急救命士は、「顕」における仕事であり、神職は「幽」における仕事です。このふたつの職には、「救い」という共通点があります。
「目に見える世界」と「目に見えない世界」の両方の立ち位置から「救い」を行い、この世を貧困、病気、戦争、災害のない平和な世の中にしていくのが、私がこの世に生を受けた使命だと感じています。ですから、この2つの職業を持つことに、私の中ではなんの矛盾もないのです。