神棚は家庭・会社の中心
神棚はご家族をお守りいただく神様をおまつりする場所ですから、家の中で最も清らかな場所を選び、出来れば南向き、または東向きに設けることがよいでしょう。家庭における朝夕の拝礼は、毎日欠かさず、丁寧に心を込めて行いましょう。
作法など堅苦しく窮屈に考えず、朝拝には、今日という日を迎えられた感謝を捧げ、夕拝には、今日一日無事に過ごせたことへの感謝を中心にお祈りします。祈りは本来、感謝が基本です。昨今、神社を願い事をかなえる場と考えへ、感謝の祈りを忘れているかたが増えています。お願い事も大切ですが、感謝の祈りも忘れないようにしてください。
神棚は家庭の中心となります。また、会社の神棚は、会社の中心となります。神棚を設けない家庭や会社が増えていますが、中心がなければ家庭内がゴタゴタしたり会社ならば業績不振になるのは当然です。家庭や会社の拠り所として神棚を設けましょう。家を新築する際や結婚して新たな家庭を営むにはぜひ神棚を設けて下さい。
神棚開きには、氏神さまや近くの神社の神職に自宅へ来ていただきお祭りをしていただくとにより、神々のお守りをいただき明るく健やかな生活がスタートできます。