竹内まりやさんと美保岐玉
紅白歌合戦で「いのちの歌」を歌われた竹内まりやさんが身につけておられたネックレスは、「美保岐玉(みほぎだま)」と呼ばれるものです。美保岐玉の形は青石(青めのう)で勾玉を、白めのうで丸玉を、赤めのうで管玉を作り、それを交互につなぎあわせて作られています。なお、勾玉を丸玉等で繋いだもので、身に付ける事ができる形のものは「御統玉(みすまるのたま)」と呼ばれています。勾玉は胎児の形ともいわれています。先祖から子孫へと命の継承や皇室を中心とした日本の命が永遠に続く弥栄の願いが込められているのです。「いのちの歌」のいのちを象徴したものが勾玉です。
竹内まりやさんは、出雲大社の氏子でありご実家は、大社前で竹乃屋という旅館を経営されています。「美保岐玉「(みほぎだま)」は、ふるさと出雲でお作りなられたものです。
美保岐玉の石の色により意味付けがなされています。
生命(深い水の色・命の源を象徴する出雲石/碧玉/青石/青めのう)
長寿(髪が真っ白になるまでの長寿を表す白めのう)
健康(若者のように赤みを帯びた健康な顔色を意味する赤めのう)
を意味する縁起の良い宝物です。