私達のご先祖様を木に例えれば根であり、夫婦は幹であり、子孫は枝葉です。根がしっかりしていれば、幹も枝葉も栄えます。根の発育状況のごとく枝葉が出ます。

みなさまのお家も、千年以上もたった大木のように、遠く深く根を張っていれば永くお家は栄えます。根が無い木ですと、永く栄えない事が容易に想像できると思います。根が大事なのです。

根を強く張るには、子孫が先祖祭祀を手厚く行うことです。先祖祭祀は、根を育てること。
ご先祖様のお祀りを大切にしなければなりません。
週末にお墓参りに出かけ、お墓を掃除してご先祖様と向き合い、近況を報告しご先祖様との語らいの時間を持ちましょう。

お供え物は、お参りが終われば墓前からお下げして、家に持ち帰り食べてください。お供え物は、故人の好物をお供えすると良いでしょう。私のお進めのお供え物は、お饅頭、どら焼きです。帰宅後に家族みんなで机を囲み、お茶とお下がりのお供え物をいただきつつ、ご先祖様のお話や家のルーツについて和やかに話すことはご先祖様の慰霊につながります。