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コラム

祈り

かけがえのない愛する人が急病や事故に巻き込まれ、生死をさまような出来事に遭遇すると私たちは、何としても元気で生きていてほしいとだれもが思うのではないでしょうか。そして、その強い想いが募ると人は自然と「祈る」のです。

救命救急センターや救急外来の待合室には、救急車で搬送された患者の家族が処置中に手を合わせ「祈る」姿をたくさん目にしてきました。その「祈り」の姿は、実に純粋で清らかな行為で、そこには私欲がなくただただ愛する人の回復の為に捧げる祈りの姿であり、それを目にするたびに「命」の尊さを感じたものです。

ノーベル生理医学賞を受賞したアクレシス・カレル博士は、祈りについて、次のように述べています。
「祈りは人が生み出し得る、もっとも強力なエネルギーです。それは、地球の引力と同じ、現実的な力です。医師として、私は多数の人々があらゆる他の治療で失敗した後に、祈りという厳粛な努力によって、疾病や憂鬱から救われた例を目にしてきました。」

人が窮地に立たされると最後は、「祈る」のです。皇室も「祈り」の世界です。天皇は、無私で日々国民の安寧と世界平和を「お祈り」されています。多忙な現代社会において、1日の中で「祈る」時間をぜひ持ちましょう。「祈る」行為は、自身の心を豊かにして副交感神経が優位となりリラックスでき、結果的に仕事や生活の質が向上します。

「祈り」の時間を持ちましょう。

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