神社への正しいお参りの作法
初詣、合格祈願、安産祈願、あるいは厄除け、そして旅先などで、神社を訪れる機会は少なくないと思います。あなたはどのようにお参りをしていますか?そして、その作法はどうやって学んだのでしょう?
おそらくどこかできちんと教えてもらった、というよりは、家族や他の参拝客のお参りの作法を、見よう見まねでやっている、という人が多いのではないかと思います。そして、ときどき「あれ、お賽銭と鈴はどのタイミングだっけ?」なんて、拝殿の前でちょっとオロオロしているときがあるかもしれません(笑)。
しかしせっかくお参りに行くのなら、正しい作法できちんと参拝して、しっかりと神様のお力をチャージして頂きたいと思います。
では、神社参拝の作法について順をおって説明しましょう。
神社は自然と調和しています。森や林に囲まれているところが多いですし、たとえビルの谷間にあったとしても、境内には必ず社殿を囲むように樹木が植えられています。そんな神社の入り口が鳥居です。鳥居は神域への関門であり、神域を象徴するもの。よその家へお邪魔するとき、玄関できちんとあいさつをするのと同じように、衣服を整え、軽くおじぎをしてくぐるのが礼儀正しいやり方です。