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コラム

救急医療システムの未来予見

未来は「予測」できないが、「予見」はできる。シンクタンク・ソフィアバンクの田坂広志先生は、哲学-「弁証法」を学ぶことによって未来を予見する「5つの法則」を教えてくれるという。

①「螺旋的プロセス」による発展の法則―世界は、あたかも、螺旋階段を登るように発展する。

②「否定の否定」による発展の法則―現在の「動き」は、必ず、将来、「反転」する。

③「量から質への転化」による発展の法則―「量」が一定の水準を超えると、「質」が劇的に変化する。

④「対立物の相互浸透」による発展の法則―対立し、競っているもの同士は、互いに似てくる。

⑤「矛盾の止揚」による発展の法則―「矛盾」とは、世界の発展の原動力である。

この5つの法則に当てはめてわが国の救急医療システムの未来を予見すると様々な事象が読み取れる。安易な解決策に走らずじっくりとシステムの再構築を考えたい。

(参考文献:『未来を予見する「5つの法則」』 光文社)

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