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コラム

笹川良一先生の『水六訓』


神道では、火と水をとりわけ大切に扱い、その象意に畏敬と感謝の念を持ち、神性を見出し祈りを捧げてきました。
言霊学によれば火(カ)と水(ミ)で神(カミ)の意味であると解釈されています。

日本船舶振興会初代会長の笹川良一先生は、「世界には一敵の水にも困っている人たちがいるんだ。湯は半分で十分」ときには水風呂にも入りエネルギーの節約をされたそうです。
自宅の風呂桶の水は半分しか張らず、風呂桶一杯に張った温かいお湯に肩までどっぷりつかり、お湯を豪快にこぼすようなことは決してなさらず、ご子息にもそのようなことは、決してさせなかったとのことです。

笹川先生は、信仰心が大変に旺盛で水を大切にされ、名刺の裏には、座右の銘である『水六訓』が印刷されていました。
『水六訓』
一.あらゆる生物に生命力を与えるは水なり。
二、常に自己の進路を求めてやまざるは水なり。
三、如何なる障害をも 克服する勇猛心とよく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは水なり。
四、自ら清く他の汚を洗い清濁併せ容るの量は水なり。
五、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い、何等報いを求めざるは水なり。
六、大洋を充たし、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変し、霧と化してもその性を失わざるは水なり。

と水が伝えるメッセージを6つにまとめて、水を心とすることが、平和と健康と長寿の妙薬であり、水が訓えるような人生を悔いなく送りたいとの強い信念を持ち行動されていました。
わたしたちも『水六訓』を良く噛みしめて自身の人生を考えてみましょう。

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