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コラム

看護師さん「霊」を信じますか?

「学校の怪談」などと同じように、病院にまつわる怪談というのもさまざまあるようです。中には実際に聞いたことがある、見たことがある、という看護師さんもいるかもしれません。
 そもそも神職は「霊」を信じるのですか?と聞かれることがありますが、私は「霊」を否定しません。霊性を否定することは、神道を否定することになってしまうからです。

神道では、万物に霊性が宿る、と考えられています。山、川、海、木や花、すべての自然、そして生き物には霊が宿っています。もちろん私たち人間も、「神の分け御霊(みたま)」を頂く神の子。だれの肉体の中にも、霊は宿っているのです。

そして肉体の死によって、その霊は体を離れ、黄泉の国(よみのくに)へと向かいます。すぐに黄泉の国へ到達する霊もありますが、この世に未練や執着を残してさまよう霊も存在します。
未練や執着を残したり自分が死んだという自覚がない入院患者が病室や病院に自縛して幽霊として姿を表すのです。霊は怖くありません。何らかの訴えがあり姿を見せるわけですから、その言い分を
聞いてあげる慰めることで現象が消えていきます。この世で一番怖いのは生きている人間です。

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